新作前にポケモンを予習するおじさん【ポケットモンスター ソード】

 ポケモンとはもう長い付き合いですけど、なんとなくついていけなくなって早数年。
まだなんとなく分かっとるわいと、老害オーラをぷんぷんに纏っていましたが…

「新作ポケモンが面白そうやん…ブラザーたちもやるって?わしもやっちゃおうかな?
知らないポケモン多くなってきたしタイプ相性の復習も兼ねて最近のポケモンやっちゃうぞー!」

久々にポケモンを買うということでまた積むのではないかという不安と、この歳でポケモンをレジに持っていくのはちょっと恥ずかしいなという想いを抱えつつアルセウスにするかソードにするか悩むこと1時間。ブラザーの推しもありソードを持ってレジへ。

帰宅後、ポケモンなのにいきなりのアプデで驚きつつ現代を感じつつ、しばらく待ってから起動すると…

新鮮でグラフィックも好感触な舞台ガラル地方、かわいい主人公(着せかえ遊びたかったので女の子)、主人公宅に居るポケモンも可愛過ぎてテンション高まる。

開始直後からめちゃくちゃ楽しい。勢いそのままに約20時間後、無事殿堂入り!

 寄り道や探索は結構した気がしますけど本編のボリュームは過去作より若干少ない感じですかね。
でも密度感はだいぶ凄まじいものがありました。ストーリーが進んで冒険してジムに挑んで…というサイクルの中で時々レベルを上げたり、手持ちのポケモンを入れ替えたり、着せ替えで遊んだりして結構色んな要素を楽しめましたね。

ストーリーに関しては後半が唐突との意見もあるようですが、個人的には演出がよくてキャラクターも立っていてそんなに悪くない感じ。重いテーマだとか神話よりも、主人公とライバル主体のジムを巡ってチャンピオンを目指すっていう大筋がいい。若干の原点回帰を感じる。

それでチャンピオンが本当にかっこよくて、殿堂入り時にチャンピオンから主人公に未来を託す的なセリフがあり、ちょっとご時世的にも個人的にも考えさせられるところがありました。ストーリー中では期待の重さから突っ張っているところがあったチャンピオンでしたが、エンディング後には地元に戻って…やっと肩の荷が降りたみたいな話にはめちゃくちゃほっこり。おじさんはこういうのに弱いんじゃ。

 そんな感じでゲームプレイもストーリーも密度の高い良質なポケモンだったと思うんですけど、巷では発売当時収録ポケモンが少なかったことと結局従来から大きな進化は見られなかったことで、だいぶ賛否の分かれた今作。現在ではDLCでの大量収録により見直されていることもあり、ファンには変わらず愛され続けそんな過去は忘れ去られている様子。新作でも同じような道を辿るような気がしますが、そこはそれとしてまだまだ長く続くシリーズになりそうです。

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